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JPMorgan、SECへの報告で100万ドル超の現物Bitcoin ETF株式の保有が明らかに

金融界の新たな動きとして、金融大手のJPMorganがBlackRock、Bitwise、Fidelityが管理する現物Bitcoin ETFの株式を保有していることが明らかになりました。

この情報は、XユーザーのBitcoin Archive(ビットコインアーカイブ)とPhoenix News(フェニックスニュース)が報告したように、 JPMorganが証券取引委員会(SEC)に提出した13F提出書類から得られたもので、報告された金額は100万ドルを超えています。

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BloombergETFアナリスト、James Seyffart(ジェームズ・セイファート)氏は、これらの書類が3月31日時点での機関投資家の長期ポジションを示すものであると指摘しています。

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13F提出書類はショートポジションやデリバティブを含まないため、JPMorganのBitcoinへの実際の露出は報告された額よりも大きい可能性があります。

一方、Seyffart氏の同僚であるEric Balchunas(エリック・バルチュナス)氏も、米国で取引されている現物Bitcoin ETF保有者数についてのデータを共有しました。

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特に、BlackRockのIBITが第1四半期に250の保有者を記録したことを強調しています。

Balchunas氏は、多くの大手伝統的金融機関がマーケットメーカーとしてこれらのETFに関与しているため、今後さらに多くの保有が報告される可能性があると述べています。

これは、すべての現物Bitcoin ETF保有が直接的な露出を意味するわけではなく、一部はマーケットメイキング活動に関連していることを示唆しています。

このように、金融市場における現物Bitcoin ETFの動向は、単なる投資の枠を超え、市場の流動性機関投資家の戦略に深く関わる複雑な要素を含んでいることが伺えます。

JPMorganの行動は、仮想通貨市場における大手金融機関の関与の増加を示す一例と言えるでしょう。