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仮想通貨市場は不確実性とポテンシャルが輝く世界

イーサリアム共同創設者が大口送金、売却の可能性に注目

2月10日、仮想通貨イーサリアム(ETH)の共同創設者であるジェフリー・ウィルケ氏が、大手仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)に、時価16億円相当の4,300 ETHを送金したことが明らかになりました。

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一般的に、仮想通貨取引所への送金は売り圧力を生む可能性があり、特に大口送金の場合は投資家の注目を集めます。

今回の送金に関して、仮想通貨コミュニティでは、ウィルケ氏がイーサリアムの利益確定のために売却する可能性があるという意見も出ています。

また、売却された資金が新しいブロックチェーン事業の立ち上げなどに使用される可能性も考えられています。

昨年6月、ウィルケ氏は22,000 ETHをKrakenに預け入れましたが、その後イーサリアムは一時1,870ドル(約28万円)から1,650ドルまで約12%下落しました。

このような経緯から、今回も同様の動きが起こる可能性が指摘されています。

ウィルケ氏は過去にも2023年、2021年、2019年に大量のイーサリアムをKrakenに送金し、注目を集めています。

以前、共同創業した企業でゲーム開発の資金を用意するためにイーサリアムを売却したことがありました。

送金後も、ウィルケ氏は引き続き大量のイーサリアム保有しており、4つの異なるアドレスで146,003 ETH(時価547億円相当)を保管しています。

ウィルケ氏のKrakenへの大口送金は、仮想通貨市場における注目すべき動きです。

これが売却されると、一時的な売り圧力を生じる可能性がありますが、その後の資金の用途や市場への影響は未知数です。

ウィルケ氏の保有する大量のイーサリアムが市場にどのような影響を及ぼすか、今後の市場動向を警戒していく必要があります。