ニューヨークの法廷での最新の展開において、リップルラボはSEC（米証券取引委員会）からの約20億ドル（約3,000億円）という莫大な罰金提案に対して、力強く反論を展開しました。
この提案は、XRP Ledgerブロックチェーンと連携する企業に対するものであり、リップルはその正当性を問いています。
SECは、リップルラボがXRPの機関販売を通じて連邦証券法を犯したと主張しており、その結果として8億6,600万ドルの罰金、1億9,800万ドルの判決前利息、そして8億7,600万ドルの民事罰金を求めています。
しかし、リップルはこの主張に対して、自社の機関販売からの収益、支払った所得税、そして発生した損失を詳細に記述した文書を提出し、SECの提案が不当であることを訴えています。
リップルは、SECの要求する罰金が過剰であり、実際には利益を生んでいないと主張しています。
さらに、リップルは裁判所に対して、「SECの差し止め命令、脱却、判決前の利息の要求を却下し、代わりに1000万ドル以下の民事罰を課すよう求めています。」と書簡には述べていた。
x.com🚨 BREAKING SEC VS. RIPPLE NEWS:#Ripple has filed a Motion to Strike new expert materials the SEC submitted in support of its Motion for Remedies and Entry of Final Judgment!
— 𝓐𝓶𝓮𝓵𝓲𝓮 (@_Crypto_Barbie) 2024年4月22日
FINAL JUDGEMENT! 🥳🎉
Source: https://t.co/QgmUZcL0aX pic.twitter.com/uaFAluXMG2
「米国は、ゲンスラーが去った後も、SECの失敗した政策の破片を拾い集めることになるでしょう。」とリップルのCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏はX上で述べた。
x.comFeels apropos that we file our response on the same day that 2 SEC lawyers “resign” for their (mis)conduct in the Debt Box case…
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) 2024年4月23日
The US will be picking up the pieces of the agency’s disastrous policies long after Gensler is gone. https://t.co/vQMHKG5kbW
この法的な攻防は、XRPの将来と暗号通貨市場における法的な地位を巡る重要な議論の一環となっています。
リップルの反論は、SECの提案が暗号通貨業界に与える影響を考慮に入れ、より公平な解決を求めるものです。
このケースの結果は、他のブロックチェーン企業にとっても重要な前例となる可能性があります。
