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UNIトークンが50%急騰の背景にあるユニスワップのガバナンス革新とその影響

分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)のガバナンストークンUNIトークンが、驚異的な高騰を見せた。

過去24時間で50%以上も値上がりし、2年ぶりに12.73ドルの高値をつけたのだ。

筆記時点では、前日比(+67.54%)高の11.9265ドルで取引されている。

UNIの取引高も爆発的に増加し、1日で13億3000万ドルに達した。

時価総額は67億ドルになり、コインマーケットキャップのランキングでは15位に浮上した。

この急激な上昇の背景には、ユニスワップ財団がプロトコルのガバナンスシステムを大幅に改善する提案を行った後の出来事だ。

ユニスワップ財団のガバナンスリードであるエリン・コーエン氏は、提案の内容をX(旧ツイッター)で公開した。

それによると、「アップグレードによって、トークンをステークし、委任したUNI保有者は、プロトコルからの報酬を受け取ることができるようになる」という。

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提案には、プラットフォームで「トークンを委任し、ステークしたUNIトーク保有者に報酬を与える」手数料メカニズムの導入も含まれている。

コーエン氏は、「この仕組みは、UNIトーク保有者にとって、プロトコルの発展と成功に貢献する投票と参加を行う代表者を選ぶインセンティブになると信じている」と述べた。

この提案については、2024年3月1日にスナップショット投票が行われ、3月8日にオンチェーン投票が投稿される予定だ。

コーエン氏の提案は、ユニスワップイーサリアムネームサービス(ENS)のインフラを利用して「Uni.eth」サブドメインを開始した後になされた。これは、複雑な16進数のイーサリアムアドレスを人間が読みやすい名前に変えることができるというものだ。

2月22日のX(旧ツイッター)での発表でユニスワップラボは、「uni.ethは、仮想通貨の受け取りやWeb3プロフィールの作成を簡単にする読みやすいユーザーネームである」と説明した。

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ユーザーはユニスワップモバイルアプリを通じて無料で自分のuni-eth名を取得できる。

提案の影響で、UNIは2月23日の7.34ドルから73%以上も急上昇し、同日の12.76ドルという最高値を記録した。

暗号通貨の清算データやヒートマップをリアルタイムで提供するCoinglassのデータによると、この上昇に伴って、ユニスワップは過去1時間で最も清算されたトークンとなった。

これは、ユニスワップのガバナンスシステムのアップグレードに関する提案が、UNIの価格に大きな影響を与えたことを示している。