アジア初！香港証券取引所でビットコインとイーサリアム現物ETFである6つのETFが上場し、取引が開始

香港での6つの現物ビットコインとイーサリアムの現物ETF取引ファンドは、本日、香港証券取引所で正式にデビューしました。

香港証券取引所（HKEX）は、Bosera HashKey Bitcoin ETF（3008.HK）、Bosera HashKey Ether ETF（3009.HK）、ChinaAMC Bitcoin ETF（3042.HK）、ChinaAMC Ether ETF（3046.HK）、Harvest Bitcoin Spot ETF（3439.HK）、Harvest Ether Spot ETF（3179.HK）の6つのETFを上場しました。

これはアジア初の暗号資産ETFの上場です。

中国アセットマネジメントのデジタルアセットマネジメントディレクター兼ファミリーウェルスディレクターであるZhu Haokang氏は、香港での暗号資産現物ETFのローンチが、米国における初回の上場時に記録した1億2500万ドルを超える規模に達すると確信しています。

「香港の仮想資産現物ETFの初回上場規模（1億2500万ドル以上）が、アメリカの初日の発行規模を上回るという自信があります」とHaokang氏は記者会見で述べました。

3つのビットコイン ETFは早い段階で3％以上上昇し、アジアの投資家の関心を集めました。

これらのETFのデビューは、アジアでの現物暗号通貨ETFの初の導入として位置付けられ、アメリカが現物ビットコインを追跡するETFを上場してからわずか3か月後に行われました。

今月初め、香港はChina Asset Management、Harvest Global（ハーベスト）、Bosera（ボセラ）、HashKeyが管理するいくつかの現物ビットコイン ETFとイーサリアム ETFを承認した。

中国AMC、ハーベスト、ボセラが上場したビットコイン ETFは、2:21 GMT時点で約2.5％上昇しました。

資産運用会社が運営する3つのイーサリアム ETFも上昇しました。

ETFのローンチは、香港が仮想通貨投資家にとってアメリカと直接競争することを意味します。

アメリカの現物ビットコイン ETFは約120億ドルの純流入を集め、今年のビットコイン価格の急騰に貢献しました。

ただし、米国の規制当局SECは、現物イーサリアム ETFをまだ承認していません。

香港の暗号通貨ETFが採用している、いわゆる、「現物」取引メカニズムは、投資家が現金の代わりに暗号トークンを使用してETF株を取引できる画期的な方法です。

この新しい発売は、流動性の向上や規制遵守の促進、さらには新たな資本チャネルの開拓により、仮想通貨市場にプラスの影響をもたらすと予想されます。

ブルームバーグ ETFのエリック・バルチュナス氏は、香港でのビットコインとイーサリアム ETFの将来的なデビューについてコメントし、これがイーサリアム ETFへの需要と投資フローをビットコイン ETFと直接比較する機会になると示唆しています。

彼は、イーサリアムがビットコインと比較してネットフローの10%以下を捕捉する可能性があると推定しています。

Note also that this is the first time we will get clean look at how popular Eth is relative to btc in ETF format. What % of the net flows do you think they will grab? I think 10% or less, James more optimistic. https://t.co/ZKggtAGQIH
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) 2024年4月29日