ビットコイン(BTC)は、先週に続き円建てで高値を更新し、2年3ヶ月ぶりに779.8万円を突破しました。
2月18日現在、51,736.52ドル(約773万円)で、前日より-0.05%下落していますが、1週間では約5%の上昇を見せています。
最近のビットコインの価格を押し上げる背景には、様々な要素があります。
その一つは、マイクロストラテジー社がさらにビットコインを買い増ししたことで、機関投資家の間でビットコインへの関心が高まったことです。
もう一つは、ブラジルがビットコインETFを承認したことで、南米でのビットコインの普及が加速するとの期待が高まったことです。
ビットコインのマイニング難易度が低下したことも、マイナーの収益性を向上させ、ビットコインの供給量を増やす効果がありました。
さらに、米国での現物ビットコインETFへの投資が5億ドルを超えたことや、新しいトークン規格ERC-404で話題のイーサ(ETH)が好調に推移したことも、ビットコインの市場を後押ししました。
これらのポジティブなニュースにより、ビットコインは強気相場を継続しています。
しかし、価格が48,970ドルまで下落した後に反発したことは、強気派がそのレベルをサポートラインとして確立したことを意味します。
これは、価格のさらなる上昇の可能性を示唆しています。
BTC価格が52,000ドルをキープできれば、BTC/USDTペアは60,000ドルという大きなレジスタンスラインに挑戦することができるでしょう。
逆に、46,947ドルを割り込むと、短期的な下降トレンドに転じるリスクがあります。
ただし、BTCはこの2週間で急激な上昇を遂げており、テクニカル的にはオーバーヒートの兆候が見られます。
しかし、ETFによる需要が持続すれば、5.2万ドル付近での一服を経て、再び上昇トレンドに入ることが予想されます。