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仮想通貨市場は不確実性とポテンシャルが輝く世界

10x Researchは、現物イーサリアムETFの承認確率を90%に引き上げ:「ニュースで売る」イベントになる可能性を示唆

仮想通貨調査会社10x Researchは、SEC(米国証券取引委員会)がイーサリアム(ETH)の現物ETFを承認する可能性が非常に高まったと報告しています。

その確率は驚くべきことに90%と予測されています。

この確率は、もはや承認が確実であるかのように思われます。

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10x Researchの最新ニュースによると、SECによる承認は「形式的なもの」とみなされており、今年1月に現物ビットコイン ETFが承認された時と似たような状況であると指摘されています。

SEC議長のGary Genslerが投資家にリスクを警告する投稿を、5月23日の午前9時頃(日本時間では24日の5-7時)に行う可能性があるとされ、これは通常、承認が近いことを示すサインです。

さらに、調査会社Spot on chainは、グレースケール・イーサリアム・トラスト(ETH)の純資産価値(NAV)の割引率が、1週間前の30%から8%にまで縮小したことを強調しています。

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この8%の割引は、ETFが承認される確率が少なくとも90%であることを示唆していると述べています。

また、先程のXポストでの10x Researchは、ETFの承認が「ニュースを売る」イベントになる可能性があると警告しています。

これに関連して、イーサリアムの共同創設者であるジェフリー・ウィルケが約10,000ETHを大手仮想通貨取引所Krakenに移した動きが報告されています。

このニュースが重要なのは、VanEckの現物イーサリアムETFが、必要な前提条件であるDepository Trust and Clearing Corporation(DTCC)によって上場され、仮想通貨市場のムードが明るくなっているためです。

VanEckの申請に対するSECの最終決定は、本日後半に行われる予定です。

さらに、BlackRock Inc.を含む他の多くのETF希望者も、現物イーサリアムETFの申請を修正して提出しています。