仮想通貨調査会社10x Researchは、SEC(米国証券取引委員会)がイーサリアム(ETH)の現物ETFを承認する可能性が非常に高まったと報告しています。
その確率は驚くべきことに90%と予測されています。
この確率は、もはや承認が確実であるかのように思われます。
x.com90%+ Probability An #Ethereum ETF Approval Today, Sell The News? https://t.co/sxzXZKrVLH pic.twitter.com/aMQ1JpaIqX
— 10x Research (@10x_Research) 2024年5月23日
10x Researchの最新ニュースによると、SECによる承認は「形式的なもの」とみなされており、今年1月に現物ビットコイン ETFが承認された時と似たような状況であると指摘されています。
SEC議長のGary Genslerが投資家にリスクを警告する投稿を、5月23日の午前9時頃(日本時間では24日の5-7時)に行う可能性があるとされ、これは通常、承認が近いことを示すサインです。
さらに、調査会社Spot on chainは、グレースケール・イーサリアム・トラスト(ETH)の純資産価値(NAV)の割引率が、1週間前の30%から8%にまで縮小したことを強調しています。
x.com#Ethereum co-founder Jeffrey Wilcke (@jeffehh) deposited 10,000 $ETH ($37.38M) to #Kraken at $3,738 ~2hrs ago.
— Spot On Chain (@spotonchain) 2024年5月23日
Since the start of 2024, he has deposited 24,300 $ETH to Kraken at ~$3,108 ($75.52M), with the last deposit done before the price started to soar!
Currently, Jeffrey… pic.twitter.com/sERRId8yfj
この8%の割引は、ETFが承認される確率が少なくとも90%であることを示唆していると述べています。
また、先程のXポストでの10x Researchは、ETFの承認が「ニュースを売る」イベントになる可能性があると警告しています。
これに関連して、イーサリアムの共同創設者であるジェフリー・ウィルケが約10,000ETHを大手仮想通貨取引所Krakenに移した動きが報告されています。
このニュースが重要なのは、VanEckの現物イーサリアムETFが、必要な前提条件であるDepository Trust and Clearing Corporation(DTCC)によって上場され、仮想通貨市場のムードが明るくなっているためです。
VanEckの申請に対するSECの最終決定は、本日後半に行われる予定です。
さらに、BlackRock Inc.を含む他の多くのETF希望者も、現物イーサリアムETFの申請を修正して提出しています。