大手資産運用会社のVanEckが米国の証券取引委員会(SEC)に新しい書類を提出し、イーサリアムに基づく取引商品である、現物イーサリアムETFの進展を示しました。
この提出は、商品が市場で取引されるための公式な手続きの一環であり、企業が取引所での取引を開始するための準備が整ったことを意味します。
具体的には、VanEck社はイーサリアム製品に関する「フォーム8-A」という書類を提出しました。
これは、製品が市場で取引されるための公式な登録手続きを完了したことを示しています。
この動きは、他の企業が同様のイーサリアム製品に関する修正登録声明(S-1またはS-3)を提出した後に行われました。
SECは先月、現物イーサリアムETFに関する8つの申請を承認しましたが、これらの商品が実際に市場で取引される前には、さらなる手続きが必要です。
過去には、現物ビットコインETFを申請していた企業がSECの承認を受けた後、商品が市場に上場される約1週間前に同様の書類を提出していました。
ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、VanEckのこの動きは通常のプロセスの一部であると述べています。
x.comVanEck just filed 8-A form for spot Eth, which is just part of process, but.. should be noted that they filed their 8-A for spot bitcoin exactly 7 days before launch. Good sign for our July 2nd over/under (7 days from now). But again, anything poss. Sure we'll hear more soon.. https://t.co/2BlkDnWhrz
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) 2024年6月25日
彼はまた、過去に現物ビットコイン商品が発売される7日前に同じような書類が提出されたことを指摘し、7月2日(今から7日後)が重要な日である可能性があると示唆しています。
ただし、彼は何が起こるかは予測できないとも述べており、今後の進展に注目が集まっています。