アメリカのテネシー州ナッシュビルで、7月25日から27日までの3日間にわたり、ビットコインに特化した大規模な会議「ビットコイン 2024」が開催されます。
このイベントは、仮想通貨業界の最新動向や将来性について議論する場となることが期待されています。
Axiosによれば、元アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏は、このカンファレンスでの演説を行うための交渉を進めています。
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トランプ氏は、ビットコインを含む仮想通貨の支持を表明し、その産業の発展をアメリカ国内で促進する意向を示しています。
彼は、ビットコインマイニング企業の代表者との会合を持つなど、積極的に業界との関わりを深めているようです。
また、ビットコインマガジンのCEOであるデイヴィッド・ベイリー氏は、トランプ氏の仮想通貨に関するアドバイザーを務めています。
このことは、トランプ氏が仮想通貨業界と密接な関係を築いていることを示唆しています。
「ビットコイン 2024」には、トランプ氏以外にも多くの政治家が参加を予定しており、無所属のロバート・F・ケネディ・Jr.氏、共和党のビベック・ラマスワミ氏、そしてテネシー州から選出されたビル・ハガティ上院議員とマーシャ・ブラックバーン上院議員が演説を行う予定です。
この大規模なイベントは、共和党全国大会の翌週に開催されるため、政治的な意義も大きいと考えられます。
共和党全国大会では、次期大統領選挙の共和党候補が正式に指名されるため、トランプ氏が再び大統領候補として選ばれる可能性があります。
現在、ビットコインカンファレンスにトランプ氏が登場することは、彼の政治的戦略において重要な意味を持つでしょう。
7月にはこのイベントだけでなく、現物イーサリアムETFの取引開始の可能性も注目されています。
ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、過去に現物ビットコイン商品が発売される7日前に同じような書類が提出されたことを指摘し、7月2日(今から7日後)が重要な日である可能性があると示唆しています
x.comVanEck just filed 8-A form for spot Eth, which is just part of process, but.. should be noted that they filed their 8-A for spot bitcoin exactly 7 days before launch. Good sign for our July 2nd over/under (7 days from now). But again, anything poss. Sure we'll hear more soon.. https://t.co/2BlkDnWhrz
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) 2024年6月25日
これらのイベントに関連して、次に急騰する可能性のあるミームコインについての憶測です。
例えば、Super Trump (STRUMP)、Pepe (PEPE)、DOG-GO-TO-THE-MOON (DOG)、ANDY ETH (ANDY)、Floki (FLOKI)などが挙げられ、これらのコインは最近は上昇傾向にあります。
さらに、トランプ氏の有名なスローガン「Make America Great Again」にちなんで名付けられたイーサリアムベースのMAGA Hatコインは、過去24時間で約35%の上昇を見せています。
ミームコインはSNSやコミュニティの動き、そして政治的なニュースに大きく影響を受けることがあります。
ミームコインの価値はしばしば実際のユーティリティや技術的な基盤よりも、注目度や人気度に依存します。
そのため、インフルエンサーの発言やSNSでのバズり具合、コミュニティの活動が価格に直接影響を与えます。
また、規制の変更や政治的なニュースも投資家の心理に影響を与え、ミームコインの価値に波及効果をもたらすことがあります。
したがってニュースやSNSを頻繁にチェックして、価格が急上昇しそうなミームコインを見極めることが大切です。
その上で、慎重に考えたうえで投資を行うことが推奨されます。