Victoria VRがメタバースアプリを公開

2月2日、VR開発企業Victoria VRは、アップルの最新複合現実ヘッドセット「Vision Pro」に対応するメタバースアプリをリリースすることを発表しました。

この発表に伴い、Victoria VRのVR トークンは前日比60%上昇し、市場で注目を集めています。

同社が開発するのは、Unreal Engineとブロックチェーンを活用した仮想現実向けMMORPGゲームで、CoinDeskによると、「ウルトラ・リアルなグラフィックと没入感あるゲームプレイで構成され、ビジョンプロの技術を補完するメタバース」とのことです。

ビジョンプロ専用のアプリが今年の2Qに公開予定となりました。まだゲーム自体はリリースされていませんが、VR トークンのステーキングは既に可能です。

Victoria VRのメタバースは、VR トークンの活用によって売上を生み出す独自の仕組みを採用しています。ゲーム内アセットの販売から得た収益の50%は、VRステーカーとアクティブなメタバースユーザーに再配分されます。

興味深いことに、VR トークンは昨日、取引所Bitgetに新規上場しました。これにより、投資家や利用者は更なる可能性に期待を寄せることでしょう。

Vision Proの販売を開始

2日にアップルは、価格が3500ドル（約51万円）となる「Vision Pro」の販売を開始しました。このヘッドセットは、ジェスチャーや音声で操作可能な複合現実（MR＝現実空間と仮想情報を融合）用のゴーグル型デバイスです。

発売にあたり、アップルはDisney+、Apple Arcade、NBC Sportsなど600以上のアプリが既にこの端末ヘッドセットに最適化されていると発表しました。これにより、ユーザーは豊富なエンターテインメント体験が期待できます。

一方で、アップルの株価は前日比0.54%安となりましたが、新たなハイテク製品の登場により市場の注目を集めている様子がうかがえます。