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NEARプロトコルがメタマスクと連携を発表!

NEARプロトコルが、先日、広く普及している暗号資産ウォレット「メタマスク」との連携を発表しました。

この連携により、メタマスクを介してNEARプロトコルの様々な機能にスムーズにアクセスできます。

メタマスクは、デジタル資産の管理、送金、交換を行う自己管理型ウォレットであり、分散型アプリケーション(dApps)へのアクセス手段としても高く評価されています。

その柔軟性は、ブラウザの拡張機能としても、モバイルアプリとしても利用できる点が特徴であり、今回の連携によって更なる利便性が提供されます。

この新たな進展により、NEARプロトコルのアカウント作成やNEARトークン、他のプロトコル上のトークンを使用した取引、そしてdAppsへのアクセスなど、NEARプロトコルの広範な機能がメタマスク内で直接利用可能となります。

特に、「NEAR Snap」という機能を通じて、ユーザーはメタマスク内で.nearのユーザー名(ニックネーム)を作成し、NEAR Snapをサポートする様々なアプリケーションに「HERE Connector」を介してアクセスできるようになります。

ここの開発はHERE Walletが引き受けており、Web3領域を横断する独立したチームによって構築され、メタマスクウォレットの機能を拡張することを目指しています。

NEAR Snapは、昨年導入されたメタマスクの拡張機能「Snaps」の一部です。この機能を使用することで、メタマスクユーザーはウォレットを個別にカスタマイズし、新しい機能を追加できます。

今後、NEARだけでなく、ソラナ、コスモス、テゾス、ビットコイン、スイ、アプトス、アルゴランドなどの非EVMチェーンとの相互運用性向上にも期待が寄せられています。

これにより、異なるブロックチェーン間でのスムーズな連携が実現され、より広範で包括的なデジタル資産の管理が可能になります。

NEARアカウントはNEARプロトコル上でユーザーのアイデンティティを表すもので、分かりやすい形式(例:alice.near)で提供されています。

ユーザーはこのアカウントを通じて、NEARプラットフォーム上のリソースやサービスを効果的に管理し、ブロックチェーンの機能を最大限に活用することができます。

NEARプロトコルとメタマスクの連携は、ブロックチェーンの生態系における重要な一歩です。

特に、NEAR Snapを介したユーザー名の作成やアプリケーションへのアクセスは、利便性を向上させるものとなります。

今後の相互運用性向上に期待が寄せられ、非EVMチェーンとの連携が広がることで、ブロックチェーン市場に新たな展開が生まれる可能性があります。