ビットコインの価格が53,000ドルの壁を突破、次は55000ドル突破となるか？

最近、ビットコインは穏やかな動きを続けていましたが、ついに2月26日深夜に53,000ドルの壁を打ち破りました。

深夜2時頃のチャート

筆記時点では、1BTC＝800万円台を推移しており、+9.00%高の56,110ドルで取引されています。

この動きは、市場に買い手が力強く存在していることを示唆しています。

もし価格が53,000ドルを維持できれば、BTC/USDTペアは急速に上昇し、60,000ドルに迫る可能性があります。

ただし、その価格水準では強力な抵抗が予想されます。

サポートレベルもいくつか存在します。

50,500ドルを下回れば、強気の立場は50,075ドルや48,970ドルの水準で立て直そうとするでしょう。

一方、弱気の兆候が現れ、48,970ドルを下回るとさらなる下落が予想され、45,734ドルまでの深刻な修正が求められるでしょう。

週足チャートでは、ビットコインは上昇トレンドライン上に位置しており、過度な過熱感は見られません。

ただし、RSIやMACDは弱気の兆候を示しており、上昇勢は鈍化しているようです。

ビットコインの価格はBARRボトムパターンのブレイクアウト段階にあり、年末までに12.75％上昇する可能性があります。

ただし、FRBの金融引き締めが逆風となる可能性もあります。

今日の米国株式市場はわずかな下落で推移しました。

投資家たちは今週のFRB高官の発言を待ちながら、将来の金利動向に注目しています。

先週木曜日に発表されたエヌビディアの好業績により、ナスダックやS&P500はAIセクターを中心に上昇しましたが、今週は高官発言やインフレデータに対して慎重な姿勢が見られます。

マイクロン・テクノロジー社の株価は4%上昇し、エヌビディアがHBM3Eの量産を開始すると発表したことが好感されました。

一方で、FRBが利下げを選挙後まで待つ可能性があるとの見方もあります。

❖ Fed May Delay Rate Cuts Until After Presidential Election

U.S. politics could be a reason for the Fed to wait until after the November presidential election to cut rates, Santander's Stephen Stanley says in a note. "The Federal Reserve is an independent central bank, but…
— *Walter Bloomberg (@DeItaone) 2024年2月26日