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オーストラリア初の現物ビットコインETF(IBTC)が正式にローンチを発表

オーストラリアの金融業界に新しい風を吹き込むニュースがあります。

モノクローム・アセット・マネジメント社が、Cboe(シーボー)オーストラリア取引所で新たな現物ビットコインETFの取引の上場を正式に発表しました。

www.monochrome.au

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このETFは、オーストラリアで初めて、そして唯一、ビットコインを直接保有する投資商品として登場しました。

このETFの名前をMonochrome spot Bitcoin ETFモノクローム現物ビットコインETF(IBTC)」といいますが、世界中の投資家にとって注目すべき特徴を持っています。

なんと、このETFを通じて、投資家はビットコインETFの単位を直接交換することが可能になります。

これは、米国や香港のETFとは大きく異なる点で、そちらでは通常、認定参加者(AP)と呼ばれる仲介者を通じて取引が行われます。

さらに、モノクローム社はオーストラリアの融資機関と手を組み、このビットコインETFを洗練された投資家向けの適格な証券にしました。

これにより、投資家はIBTCを担保にして、ETF保有に対する融資を受けることができるようになります。

ビットコインのテクノロジー企業であるJAN3社のCEOサムソン・モウ氏は、IBTCを担保にすることの利点を強調しています。

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彼によると、IBTCを使った融資は、従来のビットコインローンよりも有利な条件で提供される可能性があります。

具体的には、より良いローン対価値比率(LVR)や低い金利が期待できるとのことです。

そして、このETFを通じてビットコインを借りたとしても、そのビットコインはコールドストレージから動かす必要がありません。

つまり、ハッキングやセキュリティ上の問題によるビットコインの喪失リスクがないのです。

ビットコインマイナーにとっては、自分たちのビットコインを売らずに資金を得る手段として、このIBTCの融資オプションが大きなチャンスとなるでしょう。