アメリカ証券取引委員会(SEC)は、いくつかの現物イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)を承認しました。
これは、ETHを証券として扱うかどうかについての憶測がある中での重要な決定です。
5月23日の申請により、SECはVanEck、BlackRock、Fidelity、Grayscale、Franklin Templeton、ARK 21Shares、Invesco Galaxy、およびBitwiseからの19b-4申請を承認しました。
これにより、これらの企業は現物イーサリアム ETFを各自の取引所に上場し、取引を開始するためのルール変更が認められました。
ただし、ETFが正式に取引を開始するためには、SECが各ETFのS-1登録明細書に署名する必要があります。
業界のアナリストによれば、このプロセスには数日から数週間、あるいは数ヶ月かかる可能性があるとのことです。
x.comTO BE CLEAR: This does not mean they will begin trading tomorrow. This is just 19b-4 approval. Also needs to be an approval on the S-1 documents which is going to take time. We’re expecting it to take a couple weeks but could take longer. Should know more within a week or so!
— James Seyffart (@JSeyff) 2024年5月23日
SECは、5月20日に19b-4の審査を迅速に進めるよう申請者に指示したとも伝えられています。
特に、いくつかの申請書でステーキングの削除が重要な修正点として見られます。
なお、Hashdexの現物イーサリアムETF申請については、SECの承認が発表されていません。
Hashdexの申請に対する最終判断は5月30日までに下される予定であり、他の企業よりも先に決定が行われることになっています。
SECが最終的にHashdexのETFを承認するかどうかはまだ不明です。