アメリカのファーストフードチェーンのマクドナルドは、シンガポールでデジタル時代に足を踏み入れ、バーチャルリアリティの世界My Happy Place（マイハッピープレイス）を開設したことを発表しました。
x.com🎉🌟 IT’S HERE! 🌟🎉
— Bandwagon Labs (@BandwagonLabs) 2024年6月6日
We're thrilled to launch My Happy Place, together with McDonald's Singapore! Dive into the metaverse where fun, flavor & friendship collide. Join us for interactive games, exclusive wearables, & endless joy.
🚀🍔✨ Welcome to your happiest moments! ✨🍔🚀 pic.twitter.com/jXTtBRqjKN
この新しいメタバースでは、来訪者は自分だけのバーチャルハンバーガーをデザインし、オンラインで他のプレイヤーと交流しながらゲームを楽しむことができます。
さらに、コインテレグラフによれば、参加者はゲーム内で達成感を得るための報酬システムも用意されているそうだ。
このプロジェクトは、エンターテインメントとメディアテクノロジーを専門とするBandwagon Labsという企業との協力のもとに進められています。
彼らは、アプリケーション内で完全に機能する仮想空間を創り出し、顧客に新たな体験を提供しています。
Bandwagon Labsの創設者、クラレンス・チャン氏によると、このメタバースは三つの主要な特徴を持っています。
まず、多くのプレイヤーが同時にオンラインで集まり、互いの存在を感じることができる「マルチプレイヤー」機能です。
次に、ユーザーが自由に創造できる「創造的なキャンバス」としての側面があります。
最後に、日々の挑戦を通じて報酬を獲得するシステムがあります。
これらの報酬は、Web3技術を活用してセキュリティや機能を強化し、デジタルアイテムを安全に保管するために役立ちます。
MetaMaskなどのウォレットサービスを統合することで、ユーザーは自分の身元を確認し、メタバース内での特定の活動に参加することができます。
このメタバースは、2024年6月6日から7月7日までの1ヶ月間限定で運営され、その間の反響によって今後の展開が決まるとされています。
チャン氏は、この技術が顧客の維持とエンゲージメントを高める可能性を秘めていると確信していますが、現在のメタバース体験がサードパーティのホスティングによって制限されているとも指摘しています。
さらに、メタバースを利用する人々にとって具体的な報酬が不足していることが、一部のユーザーを失望させる可能性があると述べています。
しかし、Bandwagon Labsは、マクドナルドのためにこれらの問題を解決し、ユーザーが友達と交流し、楽しむだけでなく、実際の報酬を得られるようなシステムを構築したと信じています。
例えば、プラットフォームに参加することで、フライドポテトなどの具体的な報酬を獲得することが可能です。
