ビットコインの熱心な支持者であり大口保有者でもある、ビジネスインテリジェンスの大手企業MicroStrategyの共同創業者であるマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が、ビットコインの価格が一夜にして68,000ドルを下回ったことに対する信頼の表明として、ビットコインに関するポストを投稿しました。
セイラー氏のポストには、ビットコインとミツバチを組み合わせたAIによって生成された画像が添えられ、「ビットコインはサイバースペースのホーネットのようだ」というメッセージが含まれていました。
x.com#Bitcoin is a Swarm of Cyber Hornets. pic.twitter.com/hbUEt1G9EN
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) 2024年6月1日
ミツバチやスズメバチの群れは、協力し合って巣を守ることで知られています。ビットコインのコミュニティも、同様に互いに協力し合い、ネットワークのセキュリティと発展を支えています。
さらに、ミツバチは蜂蜜を作り、その蜂蜜は栄養価が高く長期間保存が可能です。ビットコインもデジタルゴールドと称され、価値の保存手段として評価されています。また、ビットコインの技術やエコシステムは進化し続け、適応力を持っています。
このメッセージは、ビットコインの堅牢なセキュリティ、コミュニティの結束力、価値の保存と適応力を象徴していると言えます。
これは、ビットコインの価格が下落しても、その基盤の強固さと信頼性に対する彼の揺るぎない信念を再度表明したという事です。
この直近のビットコインの価格下落は、特定の経済指標によって影響を受けた可能性があります。
例えば、アメリカの個人消費支出(PCE)価格指数は、2ヶ月間で2.75%変動した後、4月にはわずか0.25%上昇し、これは過去3年間で最も低い上昇率でした。
ビットコイン(BTC)の価格動向:米国マクロデータに反応、コアPCEインフレ安定でレンジ相場継続か - FIntCrypto
これは、多くのアナリストが予想した通りとなり、ビットコインの価格は68,608ドルから67,712ドルへと2.14%下落し、3つの連続する「赤いロウソク足」を記録しました。
その後、ビットコインは小さな反発を見せ、価格がわずかに上昇しました。
さらに、日本の主要な仮想通貨取引所であるDMM Bitcoinは、匿名のハッカーによる攻撃を受け、3億ドル以上相当のビットコイン(4,502 BTC)が盗まれるという大規模なセキュリティ侵害に直面しました。
日本の仮想通貨取引所DMMビットコインから3億ドル(約400億円)以上のビットコインが盗まれる - 公式発表 - FIntCrypto
この事件は、2022年以降で最大の仮想通貨取引プラットフォームのハッキングであり、仮想通貨業界全体で7番目に大きなハッキング事件となりました。
このデータ情報は、ブロックチェーン分析会社Chainalysisが提供したデータに基づいています。
x.com🚨 Today's hack of Japanese exchange DMM Bitcoin for $305M worth of bitcoin is the biggest hack since Dec 2022 and the 7th largest crypto hack ever. Chainalysis has labelled the stolen funds in our products. https://t.co/AkvIK5VIcD
— Chainalysis (@chainalysis) 2024年5月31日