世界最大の仮想通貨取引所Binance（バイナンス）から、クジラ（大口保有者）がXRPの撤退についての情報を共有いたします。
この撤退は、大口投資家が仮想通貨を購入した後、安全な保管のために自身のコールドウォレットに移動している可能性がある肯定的な兆候とされています。
具体的には、大規模な取引きを追跡するサービスであるWhale Alertによれば、特定のアドレス「rDAE53」が「rfQ9」というラベルの付いた別の不明なウォレットへ25,224,389XRP（約1300万ドル相当）の大規模転送を開始したことが報告されています。
x.com🚨 25,224,389 #XRP (13,157,934 USD) transferred from #Binance to unknown wallethttps://t.co/GtGBzZzc5k
— Whale Alert (@whale_alert) 2024年6月4日
この宛先アドレスは、今年初めのBinanceからの引き出しにリンクされており、現在約4700万XRPを保有しているとのことです。
Source: Whale Alert
価格の観点から見ると、XRPは5月21日以降の下落に続いて、トークンあたり約0.51ドルで安定しているようです。
この価格水準は歴史的に価格上昇に関連する重要なサポートレベルであり、維持されることで価格上昇につながることが観察されています。
ただし、この価格を下回ると大幅な下落が起こる可能性もあります。
XRP愛好家は、この撤退が将来の価格高騰に賭ける投資家の蓄積の兆候であるかどうか、または人気のある仮想通貨の別の下降傾向に先行する可能性があるかどうかを注意深く見守る必要があるでしょう。
