12月の米国CPIデータが発表、暗号資産市場が大きく反応
米国労働省が12月の消費者物価指数(CPI)とコアCPIのデータを発表しました。
x.comU.S. CPI: +2.9% YEAR-OVER-YEAR (EST. +2.9%)
— *Walter Bloomberg (@DeItaone) 2025年1月15日
U.S. CORE CPI: +3.2% YEAR-OVER-YEAR (EST. +3.3%)
結果は市場予想通りで、暗号通貨市場を含むリスク資産に影響を与えました。
12月のCPIは前年同月比で2.9%上昇し、予想通りの結果となりました。
一方で、食品やエネルギーを除いたコアCPIは3.2%の予想に対しわずかに下回る結果となっています。
この上昇率は過去8か月で最大となり、11月のデータよりもやや高い値となりました。
CPIデータ公開を受け、暗号資産市場ではBTC(ビットコイン)が大幅に上昇。
発表前には97,000ドルを超えていましたが、データ公開後すぐに99,400ドルの水準に到達しました。
この価格は過去1週間強の最高値です。
さらに、BTCは週初めの89,200ドルの安値から10,000ドル近く反発しており、インフレ関連の市場データに早くも反応している様子が見て取れます。
多くの投資家は、公式発表を待たずに先回りして行動した可能性が高いと分析されています。
市場全体では、安全資産へのシフトが進んでいるように見受けられます。