2025年1月以降から、史上最高値まで価格が上昇する可能性があり、さらに2026年に価格が10ドルを突破する可能性があります。
その根拠として、次のような理由が挙げられます。
まず、現在進行中のSEC対リップル社の裁判が重要な局面を迎えている点です。
2024年11月時点で控訴審が進行中であり、SECが提出する最初の主張書(オープニングブリーフ)の期限が2025年1月15日に設定されています。
この日付が、市場の注目ポイントとなる可能性が高いと見ています。
さらに、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に当選したことで、2025年1月の大統領就任日にSECのゲイリー・ゲンスラー氏が辞任を表明する可能性が浮上しています。
トランプ氏は大統領選中、ゲンスラー氏を解任する意向を示していたため、これが現実となればリップル社にとって裁判が有利に進む可能性が高まります。
これらの状況が追い風となり、2022年から1ドル以下で推移していたXRPは最近1ドルを突破し、急上昇しています。
もしゲンスラー氏が解任され、リップル社が裁判に勝訴すれば、XRPの価格はさらに大きく上昇する可能性があります。
10月25日に、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、SEC(米国証券取引委員会)との法廷闘争について、「最高裁に持ち越すことなく、控訴審で勝つ自信がある」と語った。
この発言は、Foxビジネスのジャーナリスト、エレノア・テレット氏によって明らかにされたものだ。
x.com🚨NEW: Today, @Ripple will file its Form C, outlining at a high level what it will seek to appeal in the @SECGov’s case in the Second Circuit.
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) 2024年10月24日
As we saw the @SECGov appeal nearly everything it lost on at the district court level last week, Ripple is expected to appeal the only…
加えて、リップル社が控訴審で勝訴し、規制が緩和されると、次に現物XRP ETF(上場投資信託)の承認という新たな展開が期待されます。
現物XRP ETFが承認されれば、機関投資家からの資金流入が進み、XRPの市場価値は大きく上昇する可能性があります。
しかし、もし法廷闘争が最高裁まで持ち越されるような事態になれば、現物XRP ETFに対する期待はさらに長期間先延ばしになるでしょう。
現物XRP ETFの実現には、まず商品先物取引委員会(CFTC)が先物XRP ETFを承認することが必須です。
現在、XRPは先物市場で取引されていますが、XRPの先物ETFはまだ存在していません。
これは、SECがXRPを証券と見なすかどうかについての法的な不確実性が続いているためです。
先物市場における信頼性が、現物ETFの承認に向けた大きなステップとなるため、先物XRP ETFの承認が先行しなければなりません。
ビットコインやイーサリアムの例を見ても、先物ETFの承認を受けて現物ETFが承認されるケースが多く、XRPも同様の流れが期待されます。
つまり、リップル社がSEC (米国証券取引委員会)との法廷闘争で勝利し、規制が緩和されると、次にCFTC(商品先物取引委員会)によって先物XRP ETFの承認し、その後、SECが現物XRP ETFを承認するという流れが見込まれます。
これらの進展がすべて2025年の1年間で全て解決される可能性は非常に低いですが、その翌年であれば十分に現実味を帯びてくるでしょう。
したがって、2026年までにこれらの条件が整えば、XRPの現物ETFが承認される可能性はあります。
しかし、現時点では依然として多くの不確定要素が存在し、慎重に見守る必要があると言えます。
現在XRPの先物市場では非常に活発で、期待が高まっています。
最近のCoinDeskの報道によると、XRPのOI(オープンインタレスト)は過去最高額の15億3000万ドルに達しており、これは市場参加者が将来の価格上昇を期待していることを示しています。
XRPが1ドル超の急騰、規制環境好転への期待高まる | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
3年ぶりの高値(1ドル)に到達した事により、オプション市場での強気ポジショニングと一致しており、先物市場でも買いが増加していると報道されている。
また、当ブログのテクニカル分析の観点からも、XRPの価格動向は非常にポジティブな兆候を見せています。
長期間にわたる統合期間を経て、対称トライアングルパターン内の価格収束から上方向へのブレイクアウトが確認できました。
このブレイクアウトは、買い圧力が売り圧力を上回ったことを示し、強気相場の幕開けを示唆しています。
今後、ブレイクアウト後のサポートラインが安定的に維持されれば、さらなる上昇トレンドが続く可能性があります。
また、裁判で勝訴した場合、2018年1月に記録された史上最高値(約3.3ドル)への急激な価格上昇が期待されます。
さらに、この史上最高値(約3.3ドル)を突破し、その価格帯を維持した上で強気トレンドが継続すれば、2026年までに現物XRP ETFの承認が進むことで、価格が10ドルを超える未来も視野に入ってきます。
また、仮想通貨取引所BitMEXの共同創業者兼元CEOであり、現在は著名な仮想通貨アナリストとして活動しているアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、米国と中国の金融政策が仮想通貨市場に与える影響について深く分析した記事を公開しました。
特に、米国財務省の動向に注目しており、これが市場の方向性に大きな影響を及ぼすと予想しています。
ヘイズ氏は、米国の金融政策、特に信用拡大やインフレ政策がドルの価値を弱めると予測しています。
ドルの価値が低下することで、国際的にも影響を及ぼし、他の国々もビットコインへの需要が高まり、その価格が大幅に上昇する可能性があると述べています。
そして、ビットコインが上昇すれば、アルトコイン市場も回復し始めると予測し、これにより、他の仮想通貨も価格上昇の恩恵を受ける可能性がありXRPも例外ではありません。
これは、XRPのようなリスク資産には新たなチャンスが生まれるかもしれません。
つまり、米国の金利政策や世界的な経済状況が重要な要素となり、ヘイズ氏の分析によれば、2025年以降に米国の金利が低下し続ければ、機関投資家がリスク資産に注目し、資金が大量に流れ込む可能性があるとのことです。
このように、米国の政策やグローバルな経済動向が、XRPを含む仮想通貨市場にどのような影響を与えるか、今後の展開に注目が集まっています。
この予測を、さらに強化した記事は以下です。