Grayscale世論調査：47%の米国投資家が仮想通貨投資を検討中 - 経済成長とビットコインの安定性が魅力

最新の大手仮想通貨信託投資企業Grayscale Investments（グレイスケール）による世論調査データによれば、アメリカの有権者（投資家）は経済の成長とビットコインの安定性に魅力を感じており、約47%が自身の投資ポートフォリオに仮想通貨を含めたいと考えているようです。

Source: Grayscale

これは、2024年11月5日に予定されている選挙において仮想通貨が重要な議題になることを示唆しています。

さらに、投資家の32%が仮想通貨の投資について学ぶことに前向きであり、28%がインフレを今後の選挙で最も重要な問題として挙げています。

これは、2023年11月と比較して、投資家は仮想通貨を良い長期的な投資機会と見なす傾向が強まり（23%対19%）、投資ポートフォリオに仮想通貨を含めることを期待する割合も増えてるようです（47%対40%）。

これは、経済的な不安定さや政治的な分断、地政学的な緊張が高まる中で、多くの人々がビットコインに関心を持っていることを反映しています。

グレイスケールは、仮想通貨は2024年の選挙において候補者や政策立案者にとって重要な考慮事項になると述べています。

実際、元大統領であるドナルド・トランプ氏はアメリカが仮想通貨の分野でリーダーシップを取るべきだと公言してるのは事実です。

トランプ元大統領、仮想通貨への支持を表明「米国は仮想通貨業界で2位はない、1位であるべきだ」：新たな選挙戦略か？ - FIntCrypto

特に、Z世代とミレニアル世代の投資家の62%が仮想通貨やブロックチェーン技術が金融の未来であると考えているため、若者の投票行動に大きな影響を与えるとしています。

2024年の選挙が近づくにつれ、仮想通貨は政策立案者や候補者によってますます重要視されるようになることが明らかです。

一方、著名な億万長者の起業家マーク・キューバン氏は、仮想通貨の規制の仕方が2024年の選挙結果に影響を与える可能性があると指摘しており、ジョー・バイデン氏が敗れた場合、その原因の一つとしてSECのゲイリー・ゲンスラー氏に感謝することになるかもしれないと述べています。

If @joebiden loses, there is a good chance you will be able to thank @GaryGensler and the @NewYork_SEC
Crypto is a mainstay with younger and independent voters. Gensler HAS NOT PROTECTED A SINGLE INVESTOR AGAINST FRAUD

All he has done is make it nearly impossible for… https://t.co/uBKupxLhS9
— Mark Cuban (@mcuban) 2024年5月10日