FIntCrypto

仮想通貨市場は不確実性とポテンシャルが輝く世界

ビットコイン急落後に急反発─108,820ドル防衛で“強気シナリオ”再点灯へ

ビットコイン(BTC)は一時11万ドルを割り込み、市場に急速な波乱をもたらした。

米連邦準備制度理事会FRB)の25bps利下げと、量的引き締め(QT)終了の示唆を受け、ポジション整理の動きが一気に広がった形だ。

初期のFRBショックによる急激なボラティリティ上昇に続き、短期トレーダーの一斉退避が重なったことで、BTCは典型的な“リスクオフ・スパイラル”へと突入した。

10月30日に当ブログ「FIntCrypto」で公開したこちらの分析では、 23.6%フィボナッチ(108,820ドル)割れを重要局面として指摘 した通り、BTCは日足の上昇トレンドで繰り返し買い支えられてきた“主戦場”のサポートに到達していた。

10月30日 - BTC/USD(1D)

この108,820ドル帯は、直近の強い買い圧が最も意識されていた価格帯で、買い方と売り方が拮抗する“分岐点”でもある。

分析時点では、「ここを維持できれば、38.2%(112,500ドル)→50%(115,000ドル)までの反発余地が開く」とシナリオを提示した。

そして翌10月31日、BTCは実際にこのサポートを守り切り、109,681ドルまで回復。

執筆時点の109,764ドルという価格も、想定したリバウンドレンジにしっかり収まっている。

11月01日 - BTC/USD(1D)

現在のテクニカル面でも、RSIは一時40の底付近まで低下しながらも30を割り込まず、現在は44付近まで戻して中立圏へ。 まだ上方向の余白を残している状況だ。

市場が混乱する一方で、他の一部アナリストも今回の値動きを「下落トレンドの序章」ではなく、典型的なシェイクアウトと位置付けている。

ビットコインは歴史的に、流動性拡大の初期段階で急落を挟み、その直後に勢いを取り戻すケースが少なくない。

現在の焦点は、ビットコインが再び11万ドル台を回復し、安定推移へ移行できるかどうかだ。このゾーンは10月を通して明確なピボット(基準点)として機能してきた。

トップアナリストの On-chain Mind は、現在の市場構造を「117,000ドルを中心に形成されたボリュームクラスター」が支配していると指摘する。

x.com

これは、当ブログの分析の50%フィボナッチ付近の115,000ドルと近く整合性があります。

ここはローカル市場プロファイルのコントロールポイント(PoC)となっており、直近で最も多くの取引が集中した“公平価値ゾーン(Fair Value Area)”だ。

本来、価格がPoCを下回れば、強気筋はそこを取り戻すまで勢いを強めづらい。

逆に上回れば、PoCは強固なサポートへ変わる傾向がある。

現在、BTCはこの117,000ドルPoCを下回って推移しており、強気派がまだ完全に主導権を取り戻していない状況が続く。

On-chain Mindは「117Kを明確に奪還できれば、12万〜12万3千ドルの再テストが現実的なシナリオとして浮上する」と述べている。

市場全体では、10月初旬の清算ラッシュ以降、レバレッジが大きく縮小し、投資家心理は依然として複雑だ。マクロシフトの影響が整理されるには時間を要し、トレーダーはポジションサイズを慎重に調整しながら、新たな方向性を探っている段階にある。

ビットコインが短期サポートを固め、PoCへ向けて再び上昇を開始できるかどうか、117,000ドルの奪還は、そのタイミングを示す最重要シグナルとなりそうだ。

Partners

20240511164756 20240511164753

当記事は公式情報・複数情報源を確認して執筆しています

✅ 公式情報確認済 ✅ 複数情報源確認済
プライバシーポリシー